ブログ記事は相手に伝わるように読みやすく書くことを意識しないといけないんですが、『読みやすい』と『伝わる』は違います。
読みやすくても伝わらなければ意味がないし、伝わる文章であっても読みにくければ読まれません。
文章の書き方はたくさんあって、読みやすい書き方も伝え方もここに書いた方法だけじゃないけど、とりあえず書き方に迷っているならここに書いた10のことを実践してみませんか?
目次
ブログを読みやすくするために意識すること
ぱっと見で読みにくそうな記事は即離脱されます。
他に読みやすいブログはたくさんあるので、読み手がわざわざ読みにくい記事を読む理由はありません。『読みやすい』は読んでもらうための最低条件です。
適度に行間をあける
まず文字が詰まってる文章というのは文字の圧がすごくて読みにくいです。(わたしは文字圧と呼んでいます)
行間が詰まった文字圧がすごい文章は読む気になれません。
さすがにみんな適度に改行して行間をあけたりしていますが、でもその確認ってパソコンだけでしてませんか?
スマホで見たときの印象って違います。
パソコンでみたらちょうど良かったけどスマホだと文字がぎっしり!なんてこともよくあるので、必ずスマホでも確認したほうがいいです。
逆に行間空けすぎの場合もあります。
文と文の間がめっちゃ空いてるとスクロールが面倒になります。行間は適度に空けるようにしましょう。
漢字とひらがなのバランスを考える
漢字が多い文章というのも読んでいて疲れます。堅苦しい印象ですしね。漢字とひらがなの割合を見ながら使うと親しみ感もでますし読みやすくもなります。
漢字ばかりでも読みにくいし、ひらがなばかりでも読みにくいものです。
よく言われているのが『中学生でも読める文章』。あんまり難しい漢字使ったらダメってことです。
自分が読める漢字がみんなも読めるとは限りません。
画像や文字装飾を使う
文章だけの記事というのは単調でつまらない印象です。適度に画像や文字装飾をいれることで飽きさせず見た目にも変化が出ます。
文字装飾も自分の中で一定のルールを決めて行うようにします。文字装飾がなければ重要なことが相手に重要と認識されません。
例えば太文字での強調もやったほうが良いことは赤、やってはいけないことは青とか。アンダーラインを使ってもいいです。
でも、このように文字の装飾をやりすぎてしまうと逆に読みにくくなってしまうので、文字装飾も適度に使うようにします。
伝えるための書き方
いくら読みやすく書いても、こちらが伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。
そのためには誰に何をどのように伝えるかが大事です。
ターゲットによって書き方を変える
『読んでもらいたいと思っている人=ターゲット』なんですけど、そのターゲットによって伝え方や使う言葉は違ってきます。
例えばドメインやサーバーという言葉。
これはブログを始めたばかりの人にとってはよくわからない言葉ですが、数ヶ月運営してる人なら普通にわかります。
すでにドメインやサーバーを知っている人に「ドメインっていうのはね、、」と説明しても「いや、知ってるし (´・ω・`)」ってなりますから。
そして相手の知識量というのは情報の出し具合にも関係します。
超初心者の人にあれもこれもと情報を詰め込んでも混乱させてしまい逆にわかってもらえません。一つの質問に対して「この場合はこう!」と、答えは一つだけにするのがシンプルでわかりやすいです。
相手に伝わるように書くためには誰に何を伝えるかだけじゃなく、どういう言葉を使い、どのくらいの情報を出すか。そのためにはターゲット設定(ペルソナ)を決めて書くというのが大切になります。
もし説明が必要なら簡単に補足説明の枠をつくって注意書き的に書くか、別記事にして知りたい人だけが読めるようにリンクを付けておけばいいです。
1記事1テーマ
1記事1テーマというのは基本です。もし1つの記事の中に2つのテーマが存在する場合、2つのテーマになっていることを認識できていない可能性があります。
- 話がテーマから脱線してる
- テーマと記事内容が合ってない
例えば今読んでいるこの記事のテーマを『読みやすい記事の書き方』とした場合、『伝わる記事の書き方』は別のテーマになるので、記事内に2つのテーマが存在することになります。
テーマを『ブログ記事の書き方』とすることで2つの内容はどちらも欠かせない内容になるため、同じ記事に一つのテーマとして書くことができます。
これが記事内容とテーマの合致です。
話が脱線する場合、記事内容に何を書くか予め考えてない場合に多く起こります。記事に書く内容を見出しとしてを先に作って脱線しないような記事の流れを作るようにしましょう。
画像や図解を使う
文章だけでは伝えづらいことも画像や図解を使えばイメージをそのまま伝えられます。
適度に画像や図解が入った記事は格段に読みやすいですし、説明で何行も書かなければならないことも一目瞭然です。
理解しやすいシンプルな文章にする
記事を書くとき、言い回しを気をつけたり適度に箇条書きを入れることで文章をスッキリさせることができます。
無駄のないスッキリした文章は意味が理解しやすいので伝わりやすくなります。
言い回しはシンプルに
言い回しを複雑にしてしまうと何が言いたいのかがわかりにくいです。
重複した言葉に気をつけたり、表現を曖昧にしないようにするだけで文章がシンプルになり、相手にストレートに伝わります。
言い切り
「~だと思います」という表現はつい使ってしまいそうになりますが、自信なさそうな印象になるので言い切るようにします。
✕ 読む人は明確な答えが知りたいはずなので「~です」と言い切るようにするといいと思います。
◯ 読む人は明確な答えが知りたいので「~です」と言い切るようにしましょう。
重複した言い回し
語尾が毎回「~です」という同じパターンで終わる文章や、「この場合、~という場合と〇〇という場合の2つがあります」など。
同じ言葉を何度も使うと語彙力ないのがモロバレですし、うっとおしく感じるので気をつけましょう。
一つの記事内で違う表現をしているけど同じ意味のこと書いている場合も重複なので意図的に使っていないなら削除します。
1文に一つのこと
同じ段落ではなく、「。」で区切るまでの一文です。一つの文章の中に2つも3つも意味を含めると何が一番言いたいのかわからなくなります。
一つの事柄に対して複数書きたいことがあるときは無理に一文で収めるのではなく、箇条書きを使うなどしてスッキリさせます。
見出しを使って情報を探しやすく
見出しを使えば記事に何が書かれているか読み手が把握できますし、気になるところだけ拾い読みしてもらえます。
見出しは目的の情報を探すための目次です。記事を最初から最後まで読むほどみんな暇じゃないので、見出しを使って知りたいことを探しやすくしておきましょう。
見出しを使うのはSEO的にも効果的なので、読み手にとっても検索エンジンにとっても重要です。
箇条書きなどを使って情報を整理
箇条書きは読み手に情報の整理を意図的にしてもらうときや、要点を完結にまとめたいときなどに使います。
特に文章が長くなってしまったとき使うとグッと伝わりやすさがアップします。(あと見やすい)
誤字脱字チェック
誤字脱字は記事を書き終わったあとにチェックします。
記事を書いている編集画面からでは気づきにくいこともあるので、プレビュー画面や紙に印刷するなどしてチェックするといいです。
特に紙に印刷してチェックすると誤字脱字だけじゃなく、おかしい書き方してる部分にも気づけます。
一度投稿し、スマホで確認しながらパソコン側で修正するのもおすすめ。捗ります。
読みやすく伝わる文章にする書き方:まとめ
ブログの記事を書くときに意識したい10のことは、基本的なことですが意識するだけで読みやすく伝わりやすいスッキリした文章になります。
最初からすべてを意識して書くのは難しいかも知れませんが、一つづつ取り入れて習慣していくことで文章は上達していきます。
どんなに一生懸命書いてもブログというのは思っている以上に読まれません。
読まれるためには記事内容の濃さというのも大切だけど、伝え方と読みやすさというのも同じくらい大切なので、常に意識して記事を重ねていってくださいね。